あんず飴と月面着陸する日まで

mahと岡田奈紀佐の交換日記

No.9 舶来品、つるっとしてる、明け方

 手帳って本当に沼だよね〜なんと楽しい沼…。ほぼ日とEDiTに挫折した過去のわたしが一日一頁手帳に手を出さないように止めてくれてるけど、手帳YouTube見てるとやりたくなるよね。わたしの手帳も体調メモとかバレットジャーナル的なタスクとか短歌とか、とにかくお見せするものではない。
 お見せするといえば、誰に見せるものでもないしと言いつつ水彩スケッチを始めた自分にびっくりしたよ。絵を描けるようになりたかったんだ、ずっとずっと。手帳にハマったら描きたくなってしまった。今はスケッチ練習帖で地道に線引いてる。始めたばかりだから(笑)
 編み物沼はまず糸が危険。メジャーなメーカーだけでなく、最近はインディーズのファクトリーヤーンがいっぱい出てるの。工業糸のアップサイクルとか。そして100円ショップの糸のバリエーションも増えてる。そしてそして、舶来品の糸や編み針を扱うショップもあるので、どんどん試してみたいものが増えるという…。思えばインク沼から足を洗ったのも、舶来品のインクが大挙してきて手に負えなくなったからであった。
 わたしのバッグ紹介、絶対カオスだと思う。どこかからガチャガチャの何かが出てくる予感しかしない。回してはそのへんに突っ込む悪い癖がある。小学校のときはしょっちゅうティッシュを洗濯する子どもだった。

 実はわたしもお漬物好きじゃないんだけど(笑)、なぜかやりたくなってしまったんだよ。復活したころのヌカチェリーナはかなり酸っぱかったんだけど、ぬかを足して混ぜてたら落ち着いてきた。ヌカチェリーナのぬか漬けはおいしい。ふふ、いいネーミングでしょ。わたしもヨーグルト食べてる。きのこはけっこう物価の優等生だからよく食べてる。物価の優等生って言い回し、すごく好き。

 公募に応募できたの本当にえらい!怒涛の(最終的にはえいやが要る)で笑っちゃったけど、本当にそう。どこかで思い切るしかない。んだけど、どうしても迷うよね。
 自由!わたしが短歌を好きなのもそこなんだろうな。定型の中の自由というか。わたしはしょっちゅう字余りしてるけど。制約がある上でどこまで自由を拡張できるのか、みたいな楽しさはあると思う。しかしいい歌詞だなー。まーちゃんの好きなキノピオピーなんだね。
 昔、N短や新聞に気まぐれに投稿して、たまに載ったりしてたけど、わたしもやめてしまったよ。自分の生活と短歌とのあり方を考えたとき、その選択肢はあまりないかなって。じゃなんの選択肢があるのかといったら決まってなくて、去年出した作品集は選択肢のひとつだったわけだけども。
 そうそう!11月ばたばたしててまーちゃんに作品集渡せてなかった!手持ちの作品集が表紙の汚れた1冊しかないんだけど、近々増刷するから、そのとき送るね。

 話変わって。
 少し前に調子が上がらないということで薬が増えたんだけど、それからというもののとんでもなく眠い。眠いけど、確かに落ち込みや過敏性は底を抜けた感じ。底を抜けた代わりにみんなみんなつるっとしちゃって、ところてんみたいに引っかからずにつるっと滑っていく感じ。こうもてきめんに精神薬が効いてくると、脳って結局物質なのかなとか、自己同一性みたいなことをちょっと考える。考えるんだけど、今のわたしはなにしろつるっとしてるから、そんな考えもすぐに過ぎ去ってしまうのであった。全てに感謝してるみたいにツルッとした顔してるぜ(©GRAPEVINE)。
 そろそろ終わろうというときになんという話をしてしまったんだ…。

○○○

いちごつみだよー。

今年こそ夢を叶える明け方に一瞬降っていた雪みたいな(夢)

アラームにはまだまだ早い明け方の尿意にしばし抗っている(明け方)

あまりにも日常すぎる歌をつくってしまった。ではでは!