あんず飴と月面着陸する日まで

mahと岡田奈紀佐の交換日記

No.4 短歌、旅する、カギ

なぎさちゃん。

正月休み明けちゃったね。正月って儚いよね。といってもこれから七草だの鏡開きだのあるから続くっちゃ続くけれど。わたしお汁粉すごい好きなんだよね。だから鏡開きは楽しみだなー。って、別に作って食べればいいんだけどね、今日だって。

はっ。また餅関連の話をしてしまった。

 

エンドレスエイト

 

短歌ね。やっぱ交換日記のためにいちごつみ考えてると、短歌楽しいよ。下手でも楽しい。せっかくだからまたちゃんと向き合ってみようかなという気にもなってきた。体調管理がしっかりできればなー。無理なことはしない!あの頃の反省は山ほどあるけど、やっぱ単に頭がおかしくなってたんだよなと思うんだよね。何もできなくなってたなー。考えることもできなかった。家のこともできなくなったし。そういう病気だから仕方ないけど、だから入院したんだし、でも人と何かをやるには無責任だよね。
けどやっぱ作ると人に読んでほしくなるしね、一首作るともっと作りたくなるしね。まつまり、何度も繰り返しになるけど楽しいんだ。
てかなんか短歌を「詠む」っていうのが小っ恥ずかしくて「作る」って言ってしまう。

 

「光る君へ」

 

短歌に限らないけど、30過ぎて「繊細」一本で勝負しているクリエイターを見ると「大丈夫かいな」と思ってしまう。「あの太宰だって笑える話書いてたのよ?」と教えてあげたくなる。人の創作を批評するほどの能力があるわけではないから具体的な例はあれだけど、「生きているだけで傷ついてしまう自分」を引きずり過ぎているともったいなあと思ってしまうね。
でもさ、自分の中にも確実に「生きているだけで傷ついてしまう自分」っているし、そういうのも大切にしないとなというのもあるんだよね、もちろん。けど、それでも生きていくのが大人だし、生きていくんだから楽しいことも面白いことも世界から祝福されているのではないかと思えるようなこともあったりしてさ。
つまり、自分の創作も見直そうと思ったわけ。

流れ落ちる時間の速さもう誰も誰とも話したいとかがない

ドロップ缶にはハッカだけが残されてどの一粒ももう愛せない

星空を見上げるとふっと心臓が浮く際限なく涙が溢れる

いうのばっか書いてる場合じゃねえ(去年作ったやつ)。これ地味に去年公募にだしたやつなんだけど、全編通じてこんな感じだった😆

 

人間が失格👿

 

話全然変わるけど、なぎさちゃん手帳書いてる派?全部スマホで済ませる派?

普段のスケジュールは家族と共有したいからtime treeってアプリで管理しているんだけど、なんか思い出を一覧したいなと思ってきたんだよね。ああこの日病院必死で行ったよなとか、ああこの日いい天気で動物園楽しかったなとかさ。日記書けばいいんだけど、それとは別に一覧したいという気持ちが強くなってきて、あと予定じゃなくて思い出を一覧してパラパラ見返せたらなと思ってきたので、紙の手帳を検討中なんだー。

 

旅するノート。

 

というわけで、別に旅行するわけじゃないけど、トラベラーズノートを検討中で。なぎさちゃんならあの革の使用感でかっこよくなっていく感じの良さを分かってくれる気がしてる。でも地味に高いからちょっと悩んでて、ここ数ヶ月動画見まくってたらついに夫に「そんなに欲しいなら買え」と呆れられてしまった(笑)買うかー。

 

 

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ではいちごつみ

 

暗号が解けてもきみの相棒でいたいよタテの5のカギを書く

父ちゃんの形見のカギをペンダントチャームにしてる会いに行ける(カギ)

 

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追伸

ポケビとブラビ最高によかったよね。あと、「私がいてもいなくても」好きとか超渋い!あれ別マで連載してたけどテイスト違い過ぎたよね。でも分かる。あの作品は渋いけどぐっと苦しくなるものがあるよね。鈍いようで鋭い。息が苦しくなるのに、ときどき読んで自分を包み込みたくなる。